高木銘竹店が選ばれる理由
高木銘竹店が選ばれる理由
良質な竹を産む
竹藪・竹林の整備ノウハウ
銘竹とは「材料の時点で《工芸品》」と言われる高級竹材。その銘竹づくりには良い環境の竹藪・竹林づくりが欠かせません。
当店は傷がなくまっすぐに伸びる高品質な銘竹を作るために、竹藪の中まで光がしっかり入るように地面を掃除したり、竹同士がぶつかって傷をつけないよう間引きや枝落としを行ったりと豊富なノウハウで年間を通して整備します。
昨今、問題になっている放置竹林の解消の一助にもなっています。
伝統の技と豊富な知識を
生かした
高品質の銘竹
竹の切り方、倒し方、トラックへの積み方まで細心の注意を払って工房へ運びます。そして竹の洗い方、あぶり(艶出し)、ため(矯正)、天日で干す時までも傷をつけないよう手作業で行います。当店は伝統工芸である「京銘竹」の技法を得意としており、火あぶりにより油を抜きし、天日で何日も干して、完全に乾燥させ美しい光沢を表現します。
自然豊かな町で育ったからこそ
この職を選んだ
代表高木は14年間京都の老舗店で製竹に関わり、京銘竹の製造法を学びました。銘竹を製造する業者は減少の一途でありながら、傷がなくまっすぐで艶のある神々しい竹を造り続けたい、製造技術を継承したいとの想いから独立いたしました。
思い返せば「竹馬づくり体験」をきっかけに幼少期の頃から竹笛などの竹細工作りに夢中でした。最近になって小学校の文集を読み直すと「竹に囲まれて生活したい」と書いてありました。
手作業でしか出せない
竹工芸品の風合い
代表高木が竹の茶道具を作る仕事をしていた経緯もあり、その技術を生かして20年以上、竹の箸や楊枝を製作しています。竹工芸品の製作は機械化が進む中、当店は昔ながらの手カンナを用いて製作しています。ぜひ、当店の箸を手にとって手作りでしか出せない和やかさや独特の風合いを感じてみてください。